展示会出展を成功に導きたい方は、参考にしてください。
目次
展示会出展に向けて準備することは?
展示会出展では、以下の3点に時間を割いて準備しましょう。
- ・目的・目標・コンセプトの共有
- ・制作物の準備
- ・展示会前の集客
それぞれを詳しく解説します。
目的・目標・コンセプトの共有
展示会出展を成功に導くためには、以下を設定して共有することが大切です。
- ・目的
- ・目標
- ・コンセプト
ここからは、項目ごとに解説します。
【 目的 】
展示会出展の目的は早い段階で設定しましょう。展示会では主に以下の中から目的を設定します。
- ・見込み顧客の獲得
- ・認知度アップ
- ・既存顧客との関係強化
- ・商談や契約の増加
目的の設定は展示会出展で目指すことが明確になります。
【 目標 】
目標は目的を実現するために設定しましょう。目標の設定にはポイントがあります。
- ・出展費用を回収できる目標にする
- ・実現可能な数値で表す
- ・契約数の目標には期限を設ける(稟議が必要なため)
- ・目標達成者を評価し意欲を高める
目標の設定は、展示会の場でスタッフが取るべき行動を鮮明にします。
【 コンセプト 】
コンセプトの設定では展示会出展の方向性を定めます。コンセプト設定のメリットは、スタッフが同じ認識を持ち、準備の意思決定がしやすくなることです。設定項目は以下のとおりです。
- ・対象にするターゲット
- ・提供する商品やサービス
- ・訴える自社の価値
ターゲットは具体的に設定し、自社商品やサービスを購入して欲しい相手を明確にしましょう。
制作物の準備
制作物の役割は、展示会でターゲットを集客することです。制作物はターゲットの関心を引く内容で準備しましょう。
主な制作物 | 役割 |
---|---|
パンフレットやチラシ | 当日のブース誘導や終了後の検討材料になる |
展示会ブース | ターゲットの関心を引き、商品やサービスの理解を促す |
上記の制作物はターゲットに合ったコンセプトを決めて制作するとよいでしょう。コンセプトが決まっていれば、ターゲットに伝わるメッセージやデザインを、選びやすくなるからです。
展示会では自社で扱う商品やサービスが、一目で来場者に伝わるようアピールしましょう。
展示会前の集客
集客活動は展示会前から始めます。事前に集客するのは、展示会目的の達成につながるためです。
目的 | 内容 | ポイント |
---|---|---|
見込み顧客の獲得 | HPやSNSでの出展の告知 | シェアを促す情報の掲載 |
商談の実施 | 既存顧客や見込み顧客への告知 | 展示会で得られる情報を掲載 |
既存顧客や見込み顧客への告知は、開催日時だけでなく実演やセミナーなどの予定も記載します。HPでは得られない情報があることを伝えて、来場を促しましょう。
展示会出展に向けてのスケジュール
出展が決まったら展示会スケジュールを作成します。必要な物を見落とすことなく準備できるでしょう。
以下は展示会開催日から逆算した進め方の目安です。
着手時期 | 準備項目 | ポイント |
---|---|---|
4カ月~1年前 | 目的、目標などの決定、出展申込 | 目的に合う展示会を選定 |
3カ月~6カ月前 | 展示ブースの設計 | コンセプトを参考 |
2カ月~6カ月前 | スタッフの選定 | 目的、目標などを共有 |
1カ月~6カ月前 | パンフレットやチラシの制作 | 自社の価値を掲載 |
1カ月~3カ月前 | 事前の集客 | さまざまな手段で告知 |
1カ月~2カ月前 | 搬入の手配 | 遠方なら宅配業社を手配 |
1週間~1カ月前 | 全アイテムの準備確認 | チェックリストを作成 |
1日~1カ月前 | スタッフのリハーサル | スタッフの動きを確認 |
1日~3日前 | 展示ブースの運営 | 機器の動作を確認 |
展示会の準備はスケジュールに従って進め、余裕を持って着手しましょう。
展示会成功に向けて覚えておくこと
展示会当日のスタッフの行動は、展示会の成功を左右します。スタッフが適切に行動できるよう、以下の準備をしておきましょう。
- ・役割の決定
- ・トーク例の準備
- ・名刺ランクの決定
役割の決定
展示会に参加するスタッフは役割分担するのがおすすめです。役割が決まっていればやるべき対応に迷いが発生しないため、来場者対応が効率良くできるでしょう。
<各スタッフの役割例>
- ・集客
- ・接客
- ・名刺管理
- ・責任
スタッフのテキパキとした様子は展示ブースの活気を生み、来場者に良い印象を与えます。
トーク例の準備
展示会当日の来場者への声かけや接客には、トーク例を準備します。声かけや接客はスムーズに行えるよう練習するのがおすすめです。
事前の練習は、展示会当日の積極的な対応につながります。明るい声かけで集客アップを目指しましょう。
名刺ランクの決定
名刺はランク付けができるよう、事前に基準を定めることをおすすめします。終了後のフォローに役立つためです。
<具体例>
レベル | 内容 |
---|---|
レベル1 | 商談可能な段階 |
レベル2 | フォローを続ける段階 |
レベル3 | 商談は難しい段階 |
レベル4 | 商談可能な段階 |
スタッフによる名刺のランク付けは、展示会後の適切なフォローにつながります。普段の営業が効率良く進められるでしょう。
まとめ
展示会を成功で終えるためには、スケジュールを立てて準備しましょう。出展目的や目標、コンセプトをスタッフ間で共有し、制作物に落とし込むことが重要です。
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