見学用パンフレット
見学用パンフレット

見学用パンフレット

一般的な施設の見学、介護施設やデイサービスの見学体験のときに配られ、さまざまな場所に設置される施設案内パンフレット。

会社紹介パンフレットとは異なる点もあるため、同じような作りにすると利用者にメッセージを届けられない場合も。利用者の共感を呼ぶような内容にするのがポイントです。

そこで今回は、施設案内パンフレットの特徴や制作過程でこころがけたいこと、デザインのコツについてまとめました。イメージを描きやすいように実例もご紹介します。

施設案内パンフレットの特徴

見学用パンフレット

さまざまな用途のパンフレットがありますが、施設案内パンフレットによく見られる特徴をピックアップしました。

「安心」をキーワードに制作する

さまざまな施設に加えて病院やクリニック、介護、デイサービスなどを選ぶにあたり、利用者の指針になるのは安心感です。

特に薬が手放せなくなったり、突然の病で心身の不自由を抱えたりした場面で、今まで通りの生活が送れなくなると不安や苛立ちを覚えるもの。施設のお世話にならざるを得ない場合もあり、本人や家族もやるせなさを感じるときもあります。

そのような中で利用者が期待を持って治療に向き合い、生活にやすらぎを取り戻し、楽しく過ごせるかを判断するために用いるのが施設案内パンフレットです。施設側が特徴を伝え利用者が最善の選択ができたと安心する、信頼関係を築くツールなのです。

持ち運びやすいサイズで制作する

施設案内のパンフレットはA4の大きさがベーシックなものの、A4サイズの用紙を3つに折りたたんだリーフレットタイプで制作されるケースもあります。

リーフレットタイプはコンパクトで薄い作りになっており、カバンにしまって持ち帰りやすいため、病院やクリニックなどではリーフレットタイプが選ばれています。

リーフレットデザインは、ロゴマークを加えて診察券や封筒などと統一化すると目に留まりやすく、積極的に利用者とコミュニケーションを図ろうとする姿勢が伝わります。

まとめ

すべての施設を見学体験できるわけではないため、パンフレットは利用を判断する重要なツールです。田島デザインではA4サイズのパンフレットだけでなく、リーフレットタイプもご用意しています。リーフレット制作会社としてもご活用ください。

施設案内パンフレットを作る上でこころがけること

商品のやり取りではなく安心や信頼といった無形のものを扱うのが施設案内パンフレットです。パンフレット作成でこころがける点をまとめました。

施設利用に至った経緯を想像する

施設といってもさまざまなサービスがあります。医療関係施設の場合は病気の治療や体のケア、新しい環境での生活など、お世話になるのは心身が弱ったときです。

施設の運営側には、そんな利用者と家族の悩みを受け止めて、解決に導く姿勢が求められます。そのため、立地などの基本情報やサービス内容を伝える他、差別化できる設備の充実性や体制のよさを訴えて安心してもらうのも1つの方法です。

また、施設内やスタッフの顔などの写真を添えると利用者は親近感を持ち、実際に利用する姿をイメージできるように。代表者の挨拶文や考え方を掲載すると情熱が伝わります。

施設を利用する立場になって考える

施設案内パンフレットを製作するときには、紹介しているサービスを誰に伝えたいのかを具体的に考えます。ターゲットにより掲載する情報や編集のポイントは異なるからです。

例えば、介護施設では施設概要や医療体制、特徴などを記載します。さらに、入居者の団らんの様子やイベント風景、食事など明るく楽しく健康に過ごす様子が伝わると安心です。

病院やクリニックでは、治療の様子がわかると信頼感が持てます。小さい子どもからお年寄りまでが通院することを考えて、情報を詰め込まずに大きめの字でわかりやすく記載します。利用者目線で考え、メリットの観点から表現するのがポイントです。

まとめ

施設案内パンフレットは見学体験後の主要な情報の整理にも使用できます。治療を受けたり体のケアをしたり、介助を受けたりのサポートは信頼関係がないとできません。田島デザインでは、利用者様が病院やデイサービス、介護施設などで過ごす時間をイメージできるよう、デザインの制作に努めて参ります。

施設案内パンフレットのデザインのコツ

デザインにも施設案内パンフレットならではの特徴があります。「安心と読みやすさ」をキーワードに制作するのがコツです。

優しいトーンのカラーを選ぶ

パンフレットデザインはハートフルな雰囲気に仕上げるのがコツ。ナチュラルなグリーンや優しさを感じるピンク、活力のあるオレンジなどを使用したり、淡い色合いを選んだりするのがおすすめです。落ち着きや温かさを感じるカラーを使用します。

クリーンな印象のカラーは清潔感があり信頼がおけますが、場合によっては冷たく思われるときも。施設の柔らかく優しい雰囲気を表現します。

特に医療関係施設は利用者が緊張したり不安な気持ちになったりしやすいもの。そんな気分をほぐす色使いで安心感を大事にします。

わかりやすいレイアウトにする

パンフレットデザインでこだわりたいのは、わかりやすさと見やすさです。文章が多く理解しにくいと読み進めるのが億劫に。説明の項目はカラーを変えてレイアウトしたり、写真や図、イラストを交えたりと視覚的に訴えるデザインをこころがけます。

穏やかなイメージのフォントを選び、電話番号を大きく記載するなど、メリハリの利いたデザインもおすすめです。ご覧になる方が加齢に伴う視力低下や色覚異常を抱えている場合もあるため、特に文字の大きさ選びと紙面の読みやすさは重要です。

また、施設案内はサービスの内容など伝える情報が多いのが特徴。すべてを紙面にまとめられないため、詳しい説明のあるホームページへ誘導するようにします。

まとめ

利用者様に選ばれる施設案内パンフレットにするには、わかりやすいデザインに落とし込むのが重要です。田島デザインではテンプレートを使わずに100%オリジナルでパンフレットを製作。白を基調にグリーンやピンク、オレンジなどをポイントに使い、清潔感と温もりのあるイメージに仕上げています。

施設案内作成によるおすすめの活用方法や事例

見学用パンフレット

最後に、施設案内パンフレットの実例を2つご紹介します。

施設案内作成の事例1

施設案内作成の事例1

柔らかな雰囲気の待合室や清潔感のある病室、検査機器の写真を掲載し、落ち着いてリハビリに励むことができる環境を伝えています。家族だけでなく身近な人にも紹介したくなるような安心感がありますね。

形状は気軽に持ち帰りやすいリーフレットタイプを採用しています。広げると右側には地域に貢献し続けてきた実績を、左には施設の様子と診療内容を記載しました。視覚的に理解ができるデザインです。

施設案内作成の事例2

施設案内作成の事例2

こちらはA4サイズの6ページパンフレットを採用。リーフレットタイプよりも充実した内容を載せることができ、ページをめくる楽しさもあります。

今回は元気で温かな印象のオレンジを表紙にも内部にも使い、落ち着きのあるデザインに。パンフレットを開く前と開いた後でも違和感がないようにデザインすることを心がけて作りました。

また「池上長寿園はこんなところ」というタイトルで、個性を大事にする姿勢を表現。4枚の写真で施設内の様子を紹介し、実際の生活をイメージしやすくなっています。見学などではじめて訪れた方も安心感を得られる内容です。

まとめ

施設のイメージカラーとやすらぎや温かさを感じる色使いは、施設独自の特徴と信頼感を見る人に届けます。伝えたい情報が多くなると見にくく感じられるケースもあります。幅広いパンフレットを製作してきた田島デザインは、メッセージをわかりやすく伝えるお手伝いをいたします。

私たちの自慢のデザイン実績をぜひご覧ください
施設案内 制作実績

クリックでデザイン実績の詳細をご覧いただけます