手書きのイラストを用い、親しみやすく本文への興味を引く
研究のフィードバックを研究協力者の方々に送付するためのリーフレットとしてご依頼いただきました。
イメージカラーは紺色の「瑠璃紺色」でご要望いただきました。 硬いイメージからリーフレットを手に取るのをためらわないように、優しさや親しみやすさを感じるパステルピンクや黄色、水色をパンフレット全体の指し色として使用しました。
全体を通してイラストも手描きのぬくもりを感じる優しいテイストで、線が少なくデザイン性を感じさせるものを採用しました。 文面を引き立てつつ、イラストを使って簡単に内容をお伝えすることで、詳しい説明文に興味をもっていただけるように工夫しています。 また、統一された世界観のイラストを使用することでパンフレット全体の統一感もでて心地よくご覧いただくことが可能になります。
説明テーマに合わせ、高齢者にも読みやすい書体や色使いで
高齢者の方も可読性が確保できるように、それぞれの項目の説明はなるべく端的に、文字も太めの丸ゴシック書体を採用して、書体の大きさも大きく読みやすくしました。
中2面で、パンフレットのテーマである高齢者の方への対応について、「つたえ方」「かかわり方」「向き合い方」の3つの対応についてご案内することを示し、次に開いた中面の各ページを使って、その内容を色分けしてわかりやすくご案内しています。
タイトルもマーカーのようにパステル色を効果的に引くデザインを使って、落ち着いた印象は崩さず、目立たせたい文字を読ませる工夫をしています。