専門的で革新的な技術力をメタリックな素材や構図で表現する
日本語版と外国語版の会社案内のご依頼でお声がけいただきました。
お客様は車両検修用設備機械・一般産業用各種省力機械を中心に、油圧・空圧シリンダー等の設計製作を担う専門メーカーです。国内はもとより全世界の市場で活用されています。
表紙はロゴのブルーとメイン商材である車両検収用設備が使用される車両をイメージした光沢感のある金属の画像を使用して作成しました。 キラリと光るお客様の高い技術力、長い歴史はありつつも常に革新的である社風を流動的な曲線と近未来的な書体の英字で表現しました。
権利に配慮したイメージ処理や立体的な構図で要望に応える
権利上実際の作業現場の様子を詳しく掲載することができない鉄道車両整備業務の現場で導入されている自社機械の様子をわかりやすく掲載するために、写真からイラスト化を行いご対応いたしました。(参照:P1-2、P5-6)
また製品の写真を四角の枠に収める形で掲載するのではなく、製品がより魅力的にみえるように背景には空間を感じられる1点透視図法のようなパースを使った抽象画像を用いています。切り抜いた製品画像をその上にレイアウトすることでページが平面的にならず、より奥行きや広がりを感じられ製品が際立ってみえます。
使用時のイメージをわかりやすくお伝えするために、噴き出して実際の作業の様子を案内しています。(参照: P5-6)
実際の写真だけでなく、整備された車両が都市を走るイメージも効果的に入れることで現代社会のインフラを支える一端を担っていることに対する自負をデザインでも表現しています。(参照:P7-8)
全体を通してリズミカルな配置や流動的な曲線を効果的に使用することで、ページをめくるたびにわくわくするような躍動感あるデザインに仕上がっています。