コラム
展示会用パンフレットの種類と作成事例

展示会用パンフレットの種類と作成事例

展示会用パンフレットの制作が決まったものの、どのくらいのボリュームにすべきか悩んでいませんか。
展示会パンフレットはページ数の種類によって、用途や与える印象が違います。
そこで今回は、展示会用パンフレットを3種類に分類して特徴やメリット、デメリットを解説します。展示会パンフレットの事例も掲載するので、具体的な完成のイメージが固めたい人は参考にしてください。

パンフレットの種類

会社で製作する販促物にはさまざまな種類があります。なかでもパンフレットは展示会用に、1種~数種の商品やサービスなどの情報を掲載するのに向いています。

種 類 特 徴
パンフレット 1枚、あるいは複数枚の紙を綴じた情報量が多いもの
リーフレット 1枚の紙を2~3つに折った情報量が少なくサイズが小さいもの
チラシ 1枚の紙を折らずに使用し、サイズがA4以上のもの
フライヤー 1枚の紙を折らずに使用し、サイズがA4より小さいもの

パンフレットの主な種類は以下のとおりです。

  • ・4ページタイプ
  • ・A4ペラタイプ
  • ・冊子タイプ

それぞれの特徴やメリット、デメリットを解説します。

4ページタイプ

4ページタイプは表紙と裏表紙があり、見開きの2ページ部分に情報を掲載します。

  • <特徴>
  • ・事業内容を掲載し、名刺的な挨拶ツールになる
  • ・1つの商品やサービスに焦点をあてて制作できる
  • <メリット>
  • ・低コストで制作できる
  • ・基本情報をコンパクトに伝えられる
  • ・見開きに大きく写真をレイアウトできる
  • <デメリット>
  • ・掲載できる情報量が少ない
  • ・情報が多いと読みにくい

単独利用のほかに、総合的なパンフレットと組み合わせても活用できます。顧客の要求に合わせて情報をカスタマイズできる点が魅力です。

A4ペラタイプ

A4ペラタイプは1枚のA4サイズの用紙を使用します。片面と両面印刷で情報量を変えられ、簡易的なパンフレットが欲しいときに便利です。

  • <特徴>
  • ・チラシとの見分けがつきにくい
  • ・1枚の用紙でかさばらない
  • <メリット>
  • ・価格が安い
  • <デメリット>
  • ・チープな印象がある
  • ・強い販売意欲が見え、マイナスな印象を与える

A4ペラタイプでは表面に商品やサービスの情報を掲載する場合が多く、読み手に強い販売意欲が伝わりやすいため、商品の魅力を伝えたい気持ちよりも売りたい気持ちが伝わってしまうかもしれません。

商品情報は下にまとめて、商品の魅力を分かりやすく伝えられるよう、デザインに一工夫するとよいでしょう。

冊子タイプ

冊子タイプは、A3サイズの用紙を複数枚重ねて半分に折り、中綴じしています。

  • <特徴>
  • ・情報量は用紙を1枚増やすごとに4ページずつ増量できる
  • ・起承転結のある構成を作れる
  • <メリット>
  • ・レイアウトに余裕がありメッセージを伝えやすい
  • ・伝えたい情報を漏れなく掲載できる
  • <デメリット>
  • ・読み手が読破できるよう一貫性のあるコンセプトが必要
  • ・費用が高くなりやすい

自社を過不足なくアピールできる情報量を掲載するならば、8ページの冊子タイプがおすすめです。

展示会用パンフレットの事例

ここからは田島デザインで実際に制作した展示会パンフレットの事例を紹介します。

  • ・A4ペラタイプ
  • ・冊子タイプ
  • ・ポケット付きフォルダ+A4ペラタイプ

それぞれの事例を詳しく見ていきましょう。

A4ペラタイプ

A4ペラタイプ

表面にアピールしたい商品とメリット、裏面にスペックや使用例をまとめた、わかりやすいページ構成です。表面の最上部分では、機器の特徴とメリットをターゲットへ呼びかけ、魅力的なメッセージをダイレクトに伝えています。

展示会パンフレットの背景には高画質画像の写真を使い、ユーザーが得られる体験を臨場感たっぷりに伝えています。ユーザーのメリットに重点を置いて、共感を呼びやすいデザインに仕上げました。

冊子タイプ

冊子タイプは2例を紹介します。

冊子タイプの例1

冊子タイプの例1

表紙は曲面を3Dデータ化したかのようなデザインで、事業内容を連想しやすい展示会パンフレットです。専門的なコンテンツは、成果品や各分野での利用事例、使用する計測機器に3分類し、わかりやすく整理しています。

デザインは、随所に写真を使用しているのが特徴的です。機器や作業現場の写真は読み手に親近感を抱かせ、自然にテキストへ興味が向かうよう導いています。

冊子タイプの例2

冊子タイプの例2

表紙デザインは、吹き抜ける風を思わせるホワイトのグラフィックを背景に、自社製品の写真を配置し、独自性と製品の精密性をアピールしています。自社製品を網羅的に掲載した冊子は、購入検討の段階にいる顧客へ提供するのがおすすめです。

製品の型番や全体写真、性能などをまとめた一覧表は、購入したい製品を比較したいときに便利なコンテンツです。性能欄では交互に背景の色を変え、読み手が見やすいよう配慮しています。

冊子タイプの詳細はこちら >> https://tajima-d.com/type8pages#work-list

ポケット付きフォルダ+A4ペラタイプ

ポケット付きフォルダ+A4ペラタイプ例

ポケット付きフォルダ+A4ペラタイプは、フォルダを開いた右部分にポケットがあり、A4ペラタイプのほかに見積書、個別提案書などを収納できるのが魅力です。重厚な印象があり価格は高めですが、情報の変化に対応しやすく長期的には経済的です。

A4ペラタイプのトップでは掲載内容を見出しのようにまとめ、一目で把握できるデザインにしています。テキストだけでなくイラストや図を使用したレイアウトで、サービスの難しいシステムを読み手にわかりやすく伝えているのが魅力です。

ポケット付きフォルダ+A4ペラタイプの詳細はこちら >> https://tajima-d.com/pocket#work-list

まとめ

展示会で会社の強みをアピールするなら、田島デザインにお任せください

コンパクトな4ページタイプ、簡易的なA4ぺらタイプ、自社をアピールしやすい冊子タイプ、重厚な印象のポケット付きフォルダ+A4ぺらタイプなど、展示会パンフレットは種類によって特徴が異なります。

展示会パンフレットの種類は情報量や用途、相手に与えたい印象で選びましょう。田島デザインでは要望をもとに会社の魅力を引き出すデザインを考え、多くの展示会パンフレットを作成してきました。展示会で会社の強みをアピールするなら、田島デザインにお任せください。

展示会パンフレットなら田島デザイン>> https://tajima-d.com/contact