目次
会社案内動画をパワポで作る目的
パワポを使って会社案内動画を作る目的は営業効果を高めることです。営業効果は以下の2つに分類できます。
- ・自社の印象を鮮明に植え付ける
- ・ブランディング効果を期待できる
それぞれの効果を見ていきましょう。
自社の印象を鮮明に植え付けられる
自社を初めて知る顧客の行動は以下の5つの段階からなっています。
- 1. 認知
- 2. 興味
- 3. 理解
- 4. 検討
- 5. 購入
紙媒体と動画の会社案内の併用は、顧客行動の認知から理解までを強化できる点が魅力です。
紙媒体と動画の会社案内には下記の特徴があります。
- <紙媒体の特徴>
- ・持ち運びでき手元に残せる
- ・情報が効率的に読み手へ届く
- ・一覧性とストーリー性がある
- <動画の特徴>
- ・目と耳に訴えられ、飽きにくい
- ・わかりやすく短時間で理解できる
- ・印象に残りやすい
紙媒体と動画は、お互いの足りない部分を補う関係にあります。単独で使うよりもセットで伝える方が、顧客の理解は深くなり共感も強くなるでしょう。
ブランディング効果を期待できる
紙媒体と動画の会社案内は、共通のブランドイメージで作成することにより、ブランディング効果を期待できます。
- ・他社との差別化が鮮明になる
- ・顧客に好意的な感情が芽生える
- ・自社への信頼度が高まる
- ・自社が優位性を獲得する
直ちに契約が成立するとは限りませんが、顧客にブランドイメージが定着し、将来的に自社の競争力は高まります。
パワポでの会社案内動画制作の構成とは
会社案内動画は2~3分程度で構成されています。基本的な用途ごとのフォーマットは以下の2つです。
- ・商談用
- ・面接用
構成内容は基本的な項目と、会社によっては加えたい選択的な項目に分けています。それぞれの構成は以下の通りです。
商談用
商談用の会社案内動画は冒頭にかっこいいイメージ画像を使い、興味を引き付けます。
- <基本的な構成項目>
- ・会社名
- ・企業情報
- ・事業紹介(各種事業の詳細や実績、強みを含む)
- ・ミッション・ビジョン・バリューなど
- <追加で入れるべき構成項目>
- ・商品コンセプト
- ・設備紹介
- ・導入事例
- ・製品の稼働シーン
- ・沿革
- ・代表者情報
- ・支店紹介
- <特徴>
- ・音声やBGMを入れる場合もある
- ・事業紹介に時間を割いて作成する
業種によって設備紹介や稼働シーン、導入事例などを加えると、言葉での説明が難しい事業内容を視聴者にわかりやすく伝えられます。
面接用
面接用の会社案内動画では会社案内のナビゲーターを実際に働いている社員が務め、親近感を演出している例もありました。
- <基本的な構成項目>
- ・会社名
- ・企業情報
- ・事業内容
- ・会社のミッション
- ・社員の声
- ・選考スケジュール
- <追加で入れるべき構成項目>
- ・求める人物像
- ・研修制度
- ・キャリアプラン
- ・職場の雰囲気
- <特徴>
- ・求職者が求める情報を多く載せる
- ・社員の声、選考スケジュールが構成に入る
求める人物象や職場の雰囲気を取り入れると、求職者が会社で働く姿をイメージしやすくなるでしょう。
動画作成の際の注意点
スライド資料をパワポで動画にする際の注意点を2つの場面に分けてまとめました。
- ・スライド資料の作成時の注意点
- ・動画の作成時の注意点
それぞれ詳しく解説します。
スライド資料作成時の注意点
会社案内動画で使用するスライド資料の見やすさは、映像化した後のわかりやすさに直結します。以下に注意して作成しましょう。
- <コンテンツ>
- ・1スライドで伝えることは1つに絞る
- ・文章は簡潔にまとめる
- ・一貫性のある内容にまとめる
スライドは読むのではなく見る資料です。文字サイズは20ポイント以上にして、文章は瞬時に理解できる分量を心がけましょう。また、会社案内動画で使用するスライドの順番は、内容の流れに気をつけて設計するとよりメッセージが伝わりやすくなるでしょう。
- <デザイン>
- ・カラーは2~3色でまとめる
- ・画像やグラフなどを取り入れる
- ・余白を空けてレイアウトする
- ・紙媒体とブランドイメージを合わせる
レイアウトは十分に余白を取り、オブジェクトの位置を合わせると見やすくなります。紙媒体の会社案内やHPと合わせたデザインにすれば、視聴者に強い印象を与えることができるでしょう。
動画作成の際の注意点
プレゼン資料を動画にする際に注意したいポイントは、アニメーションを使い過ぎないことです。なぜなら映像の変化が激しいと、視聴者が疲れてしまうため。パワポは豊富なアニメーションがありますが、機能を絞って使うのがおすすめです。
フェード | 少しずつオブジェクトが現れる |
---|---|
ワイプ | 上下左右よりオブジェクトが流れるように現れる |
上記の2つのアニメーションを使用することでわかりやすい動画ができます。強調したい点などに限定して使いましょう。
パワポを使った会社案内動画にはナレーションやBGM、YouTube動画などを入れることも可能ですが、手間がかかります。パソコンのOSやバージョンが古いと再生できないケースもあるため注意が必要です。
まとめ
紙媒体と動画の会社案内でのダブルアプローチは商談や面接の場面で効果的ですが、パワポでの動画の自作は手間と時間が追加でかかります。
高品質の会社案内パンフレットを作成すれば、動画での説明がなくとも会社の魅力やメッセージを効果的に伝えられるでしょう。
田島デザインでは、その会社にしかない商品の魅力や会社のイメージを会社案内のパンフレットに組み込むことが可能です。自社の魅力を引き出すデザイン性の高い高品質な会社案内を求める方は、ぜひ田島デザインにご相談ください。
会社案内パンフレットを作成する>> https://tajima-d.com/contact