採用案内用パンフレット
(4)【コスパ重視】病院パンフレットの制作目的別の費用まとめ

(4)【コスパ重視】病院パンフレットの制作目的別の費用まとめ

病院パンフレット、制作はしたいけど、本当は出来るだけ安く抑えたいですよね。この記事では、パンフレットの活用シーンをいくつかご紹介した後、パンフレット制作を少しでも安価に抑えるためにできる工夫について解説していきます。※パンフレット制作の全体像については、「【保存版】病院パンフレット制作の進め方:初心者でも失敗しない方法」という記事にて解説しております。まだご覧になっていない方は、先に全体像をお読みいただくとより理解が深まるかと思います。

パンフレット制作費用を考えるために「使い道」を想像する

パンフレット制作費用を考えるために「使い道」を想像する

料金はデザイン枚数と印刷部数によって決まります。

それぞれに具体的なイメージを持っていただくために、病院パンフレットのイメージ例を挙げてみました。貴院で必要としている使い道に近いものがあれば、それをもとに大体どのくらい部数が必要か、試算のご参考にしてみてください。

使い道例 仕様 部数 詳細
受付での配布用 4ページ 1,000部 受付で初めて来院する患者さんに手渡し、病院の概要や診療科目、アクセスマップなどの基本情報を伝える。写真やイラストを使って視覚的にも訴求し、わかりやすく親しみやすいデザインを心がける。
待合室での閲覧用 6ページ 1,000部 待合室のテーブルや椅子に設置し、患者さんが自由に手に取って閲覧できるようにする。診療科目の詳細や医師紹介、病院の特色など、待ち時間を利用して病院の魅力をアピールする内容を盛り込む。ただし、読み応えがありすぎないよう、情報量のバランスに注意する。
イベントや説明会での配布用 リーフレット 2,000部 病院が主催する健康セミナーや地域のイベントなどで配布し、病院の存在をアピールする。病院の特徴や強みを端的に伝え、興味を持ってもらえるような内容を心がける。QRコードを掲載してWebサイトへの誘導を図ることで、より詳しい情報提供につなげる。
患者さんへの手術説明用 フォルダ 200部 手術を控えた患者さんに手渡し、手術の流れや注意点、期待される効果などを丁寧に説明する。イラストや写真を使ってわかりやすく解説し、Q&A形式で疑問点にも答えられるような内容を盛り込む。フォルダ形式にすることで、関連資料を一緒に収納でき、患者さんが自宅でも確認しやすいようにする。
入院案内用 8ページ冊子 1,000部 入院が決まった患者さんに手渡し、入院の流れや持ち物、病棟の設備などを詳しく説明する。写真やイラストを使って病室の様子をイメージしやすくし、入院生活のポイントをQ&A形式で解説するなど、不安を和らげ、スムーズに入院準備ができるような内容を盛り込む。
健康診断の案内・説明用 フォルダ 2,000部 健康診断の予約時や受診時に渡し、検査の内容や流れ、結果の見方などを説明する。イラストや写真を使ってわかりやすく解説し、健診の重要性を訴求するとともに、病院の予防医療への取り組みをアピールする。QRコードを掲載し、Webサイトで詳しい情報を確認できるようにするのも効果的。フォルダ形式にすることで、関連資料を一緒に収納でき、患者さんが自宅でも確認しやすいようにする。
医学生や研修医向けの病院紹介用 フォルダ 200部 病院見学や説明会で医学生や研修医に配布し、病院の魅力をアピールする。診療科目や研修プログラムの特徴、指導医の紹介など、具体的な情報を盛り込み、将来のキャリアイメージを描きやすいような内容を心がける。写真を多用して病院の雰囲気を伝えるとともに、フォルダ形式で関連資料を収納できるようにし、自宅でじっくり検討してもらえるよう工夫する。
医療設備・機器の紹介用 8ページ観音 100部 病院の先進的な医療設備や機器を紹介し、病院の技術力をアピールする。設備・機器の特徴や用途、期待される効果などを写真や図解を交えて説明し、患者さんが安心して治療を任せられるよう訴求する。他院との差別化ポイントを明確にし、病院の強みを印象付けるような内容を盛り込む。院内での掲示や、Webサイトでの公開など、幅広く情報発信できる媒体として活用する。
外国語対応の案内用 リーフレット(多言語) 200部 病院の外国語対応サービスについて、外国人患者さんや旅行者に情報提供する。対応可能な言語や通訳の手配方法、多言語での資料提供など、具体的なサービス内容を紹介する。院内の案内図や問診票の多言語版を盛り込むなど、実際の利用シーンを想定した内容を盛り込む。

【病院の規模感別】リーフレットやパンフレットの活用法

【病院の規模感別】リーフレットやパンフレットの活用法

パンフレットの種類や内容、部数などは、病院の規模によって大きく異なります。費用感を考える上で、病院の規模を考えることは重要です。

そこで、ここでは小規模、中規模、大規模の病院に分けて、それぞれの規模に合わせた最適なパンフレットの活用法をご紹介します。病院の特色を活かしつつ、費用対効果の高いパンフレット制作のヒントが見つかるはずです。

小規模病院におけるパンフレットの最適な活用法

患者数が比較的少ない小規模病院では、パンフレットを使って病院の特色や強みを印象付けることが重要です。限られた予算内で効果的なパンフレットを制作するためには、伝えるべき情報を厳選し、コンパクトにまとめることが鍵となります。

例えば、4ページ程度のシンプルなパンフレットを作成し、診療科目や医師紹介、アクセス情報など、患者さんが最も知りたい情報に焦点を当てるのが良いでしょう。写真やイラストを使って視覚的にも訴求力を高め、病院の雰囲気が伝わるよう工夫します。

受付での配布や、近隣の薬局・クリニックへの設置など、パンフレットを手に取ってもらう機会を増やすことで、小規模病院ならではのきめ細やかな対応をアピールできます。

中規模病院におけるパンフレットの最適な活用法

中規模病院では、パンフレットを使って診療体制の充実さや、専門性の高さをアピールすることが効果的です。患者さんのニーズに合わせて、パンフレットの種類を増やすことも検討しましょう。

例えば、総合的な病院案内パンフレットに加え、各診療科の特色を紹介する専門パンフレットを作成するのがおすすめです。8ページ程度の冊子形式にまとめ、診療内容や医療設備、治療実績など、患者さんが関心を持つ情報を詳しく解説します。

また、入院案内や手術説明用のパンフレットを用意し、患者さんの不安を和らげ、スムーズな治療につなげることも大切です。待合室での配布や、病院ウェブサイトでのPDF公開など、多様な媒体を活用して情報発信を行いましょう。

大規模病院におけるパンフレットの最適な活用法

大規模病院では、パンフレットを使って幅広い診療体制と高度な医療技術を訴求することが重要です。多様な患者さんのニーズに応えられるよう、専門性の高いパンフレットを複数用意することをおすすめします。

例えば、各診療科の特色を詳しく紹介する専門パンフレットに加え、先進医療や臨床研究の取り組みを解説するパンフレットを作成してはいかがでしょうか。写真やイラストを使って、医療設備の特長や治療の流れを分かりやすく説明し、病院の先進性をアピールします。

また、医学生や研修医向けの病院紹介パンフレットを用意し、優秀な人材の確保につなげることも有効です。病院見学会や説明会で活用することで、大規模病院ならではの魅力を直接伝えることができるでしょう。

パンフレットは、病院の規模や特性に合わせて戦略的に活用することが大切です。費用対効果を考慮しつつ、伝えるべき情報を精査し、読み手に響くパンフレットを制作しましょう。

病院パンフレットの費用を下げるための工夫

病院パンフレットの費用を下げるための工夫

病院パンフレットの費用を下げるための工夫としては、以下の3つの方法が挙げられます。

(1)重要な情報に絞り、掲載する情報を減らす

パンフレットに掲載する情報を厳選することで、ページ数を抑え、制作コストを削減できます。伝えたい情報の中でも、特に重要度の高い内容に焦点を絞り、読者にとって必要不可欠な情報を優先的に掲載しましょう。情報量を減らす際は、読者の理解に支障をきたさないよう、バランスを考えることが大切です。

例えば、具体的には下記を検討してみてはいかがでしょうか。

  • ●診療科目の紹介を簡潔にまとめる
    ・各科の特徴をコンパクトに記載
    ・詳細な説明は省略し、読者の関心を引く内容に絞る
  • ●医師の紹介文を短くする
    ・経歴や専門分野を簡潔に記載 ・写真のサイズを小さくし、テキストの量を調整する
  • ●施設案内の情報を厳選する
    ・主要な設備や特徴的な施設に焦点を当てる ・詳細な説明は省略し、写真や図解を活用する

(2)情報を少し詰めても問題ないように、デザインを工夫する

限られたページ数で効果的に情報を伝えるため、レイアウトやデザインを工夫することも有効です。フォントサイズを少し小さくしたり、余白を狭くしたりすることで、1ページあたりの情報量を増やせます。ただし、読みやすさを損なわないよう、デザイナーと相談しながら慎重に調整しましょう。

また、写真やイラストを効果的に使うことで、文字数を減らしつつ、視覚的に訴求力のあるデザインを実現できます。ビジュアルを活用し、伝えたい情報を的確に表現することで、全体のページ数を抑えられるかもしれません。

例えば、具体的には下記を検討してみてはいかがでしょうか。

  • ●フォントサイズを調整する
    ・本文のフォントサイズを1〜2ポイント小さくする
    ・見出しと本文の大きさの差を適度に保ち、読みやすさを維持する
  • ●余白を狭くする
    ・ページ端の余白を少し狭くし、情報量を増やす
    ・段組みを工夫し、適度な行間を保つ
  • ●写真やイラストを効果的に使う
    ・文章での説明を一部、写真やイラストに置き換える
    ・ビジュアルを活用し、伝えたい情報を的確に表現する
  • ●レイアウトを工夫する
    ・情報の優先順位に応じて、レイアウトを最適化する
    ・見出しや本文、写真の配置を調整し、読みやすさを向上させる

(3)必要最小限まで、印刷部数を減らす

パンフレットの印刷費用は、部数に大きく左右されます。そのため、配布先や目的に応じて、印刷部数を必要最小限に抑えることが重要です。

例えば、具体的には下記を検討してみてはいかがでしょうか。

  • ●イベントや説明会での配布用パンフレットの部数を調整する
    ・参加予定者数に応じて、印刷部数を決定する
    ・当日の予備として、若干の余剰分を見積もる
  • ●受付での配布用パンフレットの部数を見直す
    ・1ヶ月あたりの新患数を目安に、必要部数を試算する
    ・在庫状況を定期的に確認し、過剰在庫を防ぐ
  • ●少部数での追加印刷に対応する
    ・在庫切れを防ぐため、少部数での追加印刷ができるよう印刷会社と相談する
    ・データの保管方法や、追加印刷の料金体系を確認しておく

以上の3つの工夫を組み合わせることで、病院パンフレットの制作費用を抑えつつ、効果的な情報発信を実現できます。予算の限られた中でも、読者に病院の魅力を的確に伝えられるよう、関係者で知恵を出し合い、最適な方法を探っていきましょう。

まとめ

いかがでしたか?

パンフレットの活用イメージを通じて、金額感についてもなんとなくイメージを持っていただけたかと思います。

もしそれが予算を超過しそうな場合、ページ数や印刷部数を減らすことで費用を抑える方法やヒントについてもご紹介いたしました。肝は、情報量の調整です。伝えるべき情報を絞り込み、読み手にとって分かりやすく、印象に残るパンフレットを目指してみてみましょう。

【無料】悩まれたらぜひプロにご相談ください

悩まれたらぜひプロにご相談ください

どこから手をつければ良いか迷った方へ

病院パンフレットの制作は、専門的な知識と経験が必要なため、一から始めるのは大変だと感じる方も多いかもしれません。

「なんとなくイメージは沸いたけど、結局どうしたらいいかわからない」
「どの情報が大切で、どの情報は削っていいかわからない」
「とにかくプロの方に相談したい」

そのような方は、まずはぜひ弊社にご相談ください。無料でご相談を承ります。

病院関係での制作実績

病院様のパンフレット制作について、数多くのご支援実績がございます。
(一部の病院様のみ抜粋して掲載しております)

病院パンフレット実績1
病院パンフレット実績2
病院パンフレット実績3
病院パンフレット実績4

無料相談にむけて準備するもの

無料相談に向けて、特にご準備いただくことはございません。

我々からヒアリングいたしますので、一緒に良いパンフレットのイメージを固めていきましょう。

パンフレット制作は、専門家と協力することで、より良い結果を得られます。きっと、貴院の想いが詰まった素敵なパンフレットが完成するはずです。お問い合わせをお待ちしております。

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