この記事では、実際に田島デザインで作成した10個の会社案内パンフレットをご紹介します。
タイプ別にさまざまな業種を取り上げました。会社の魅力を輝かせるオリジナリティに注目ください。
目次
会社案内のサンプル制作実例
これからご紹介するサンプル制作実例の会社案内パンフレットは、会社の強みだけでなくわかりやすさも兼ね備えています。
担当者は打ち合わせにより、会社の姿勢や存在意義を引き出します。会社のオリジナル性とともに複雑な業務や商品、サービス内容を把握したうえで、情報を簡略化し、デザインに落とし込む作業を進めていくのです。
会社の魅力が異なるように、会社案内パンフレットも同じものはありません。会社の在り方に沿って作成するため、読み手の記憶に残るものが完成します。
4ページタイプ
4ページタイプはA3を2つに折ったA4サイズの会社案内です。費用を抑えたい場合やはじめて作成したい場合に向きますが、記載内容の厳選が必要です。
4ページタイプの例1
こちらのIT関連の会社案内パンフレットでは、顧客がビジネスの幅を広げるお手伝いを総合的に臨んできた姿勢をわかりやすいイラストやデザインで表現しています。
顧客の代表的な悩みに対する提案をしている様子を、特に目立つ中段にイラストで示すことで表現しています。優しい色使いを演出し、アイソメトリックの手法で描かれたイラストをポイントで配置することで、統一感がありつつも細部までついつい目を通したくなる仕掛けをほどこしています。
4ページタイプの例2
外構工事などを一手に扱う会社案内パンフレットのサンプル制作実例がこちらです。お客様の要望に応え、迅速に工事を進める企業姿勢を冒頭で宣言。企業の強みを「3つのコンセプト」で示しました。
街のイラストを背景に施工事例や作業風景の写真を掲載し、安心安全な暮らしを届ける身近な会社であることを表現しています。
4ページタイプの詳細はこちら>> https://tajima-d.com/type4pages
6ページタイプ
両サイドから開くことができる6ページの会社案内パンフレットは、一面に多くの情報を載せられ、関連する内容をひとまとめに見せたい場合に適しています。
6ページタイプの例1
建設業を営む会社案内パンフレットの表紙には、装備した作業員の後ろ姿を掲載しました。技術者としての高いプロ意識と頼もしさが伺えます。
2ページにわたり、工事の各工程を写真とともにボックスで示し、仕事の流れを波形のレイアウトでダイナミックに見せています。背景のブルーにより丁寧な作業と誠実さを伝えています。
6ページタイプの例2
物流分野の会社案内パンフレットでは、巨大な船舶をA4サイズの表紙にいっぱいにレイアウトし、読み手に圧倒的なインパクトを与えています。物流を一手に引き受けてきた強みを前面に打ち出しました。
文章による説明を極力控え、写真や表を使ってサービス内容をデザインし、視覚的な理解を促しています。
6ページタイプの詳細はこちら>> https://tajima-d.com/type6pages
8ページタイプ
8ページタイプの情報量は会社案内パンフレットにちょうど良く、会社の特徴をストーリー仕立てでアピールすることも可能です。
8ページタイプの例1
部品製造会社の参考例です。コーポレートカラーの紺色の空間に高級感ある陰影とともに製品が浮かぶ表紙は開ける前から製品に対する企業の高い自信を伺わせます。開いた最初のページではパンフレットの読み手である研究者の方が自社ホームページを利用し、製品を検索している様子を合成イメージで作成し、大きく使用。
「最良の結果を、最短で」という会社スローガンが腑に落ちるデザインになっています。
導入ページで惹きつけ、続く本文では、フォントサイズに変化をつけたり、自社の強みを動きのある図内に配置したりして視覚的にアレンジし、読み進めやすい工夫が施されています。
8ページタイプの例2
精密部品の会社案内パンフレットです。製造に取り組む現場の写真を見開き全体に載せ、見学しているような臨場感があります。
技術革新が目まぐるしい中、時代を見越した製品づくりができる会社は貴重です。「一歩先行く製品づくり」という言葉に会社を貫く考え方が込められています。
8ページタイプの詳細はこちら>> https://tajima-d.com/type8pages
ポケット付きフォルダ
A4サイズの会社案内パンフレットを開くとポケットがついています。両面に印刷したものと外側だけ印刷したものがあり、資料やチラシをはさめる点がメリットです。
外側タイプ
外側タイプの例1
税理士法人事務所の会社案内パンフレットです。文章が多いと読みにくくなりがちですが、文章をさまざまな形にアレンジして見やすくまとめました。
細長い写真が入ったスタイリッシュなデザインで、誠実な仕事ぶりや専門性の高さ、責任感の強さを伝えています。
外側タイプの例2
不動産関連の会社案内パンフレットの表紙では、ロゴと同じ紫色の柔らかいシフォンを円状にデザインしたのが印象的です。お客様を第一に考え、総合的にサービスを提供する柔軟な姿勢を表現しています。
各ページでは上部に写真をレイアウトし上部と下部に帯を設けて統一性のあるデザインに。「事業展開」では文章と写真をセットにしてブロック化し、長文でも関心を高めるわかりやすいデザインに仕上げています。
両面タイプ
両面タイプの例1
商業施設を総合的にサポートする会社のサンプル制作実例では、掲載する項目を1枚につき1つに絞り、読み手が欲しい情報を探しやすくなっています。
また、情報更新が多い内容などはサンプルのようなA4ペラでご案内することで、改訂時のコストを抑え常に最新情報をご案内することが可能です。
文章を箇条書きにしたり枠で囲んだりして図形的にまとめることで、すっきりとした見た目で内容が頭にスッと入ってきます。
両面タイプの例2
住宅関連の会社案内パンフレットでは、会社のロゴを引き立てる、オレンジのコーポレートカラーを多用したデザインを採用。読む人に会社のイメージを効果的に与えています。
ポイントは多くの施工例をポケットフォルダの内側に掲載している点。豊富な情報量を確保するならば両面タイプがおすすめです。
「夢のマイホームが夢でなくなるのが私たちの夢」という企業メッセージと連動するように今までお客様の夢を具体的に実現してきた施工例や図面をポケット付きフォルダ中面にふんだんに配置しました。パンフレットを開いた瞬間に受け手の気持ちを高揚させる効果を期待できます。
また、A4の案内はお好きに広げたり横において見比べたりできるので、豊富な情報を受け取りやすいのもメリットです。
ポケット付きフォルダの詳細はこちら>> https://tajima-d.com/pocket
まとめ
会社案内パンフレットのサンプル制作実例を10個取り上げました。一つひとつの会社の魅力を引き出した結果、バラエティに富んだデザインに仕上がっています。田島デザインではさまざまな業種や仕様の会社案内パンフレットを作成してきました。読み手の心に留まる印象的な会社案内パンフレットの作成なら、ぜひお任せください。